親愛なるお客様とご友人の方々へ、

レシェル (Lechelle)の美の世界へようこそ。ご来店いただき、誠にありがとうございます。

私にとって、ジュエリーは常に深く個人的な存在でした。それは、言葉よりも先にスタイルが語る力への生涯にわたる憧れから生まれたものです。私は15歳で最初の作品をデザインし、間もなく最初のジュエリーブランドを立ち上げてシンガポール最年少のデジタル起業家の一人となりました。当時から、小さなジュエリーが感情や記憶、存在感をこれほどまでに宿しうることに魅了されていました。

その後、外交と分析の世界へと進む中で、洗練、抑制、ニュアンスの重要性を学び、優雅さとは意図と静かな自信を伝える言語であると理解するに至りました。これらの教訓が今日の私の美への見方を形作っており、プロポーション、バランス、そして語られないものの持つ繊細な力の中に宿っています。

パンデミックによって世界が静まったとき、私は原点に戻りました。小さな自宅工房で再び手作業でゆっくりと直感的に作り始めました。個人的な儀式として始まったそれは、やがて「レシェル・プティ」へと成長しました。外交とデザイン、伝統と現代性、自信と優雅さという私の2つの世界を映し出す存在として。

「レシェル」は私の心に深く刻まれた名前です。「プティット」は、私のデザイン言語の本質である、洗練された控えめな静かな力強さを捉えています。この2つは、私の哲学を表しています。それは、職人技、文化、そして存在の芸術を称え、現代の遺産となる品々を創ることです。

この旅路に共にいてくださり、美と意味を込めた作品をお分かちできることに感謝します。

心からの温もりを込めて、

ミシェル・ジョイスリン・タン

創設者兼デザイナー、レシェル・プティット、 Lechelle